長野県佐久市教育委員会 様

学校司書や司書教諭の負荷軽減が最優先。その結果辿り着いたものとは。

わがまち探訪 ~ぼくらの学校にLS@SCHOOLがやってきた~ 佐久市では平成25年8月、市立の全23校(小学校16校中学校7校)に平成26年11月に新設小学校1校(佐久平浅間小学校)にLS@SCHOOLを導入しました。今回は教育委員会の堀川氏、東中学校の桃井先生と高見澤学校司書、野沢小学校の高橋学校司書のほか、各校の図書委員会の児童・生徒さんにお話を伺いました。

佐久市教育委員会様 上空撮影写真【お客様プロフィール】
 学校名:長野県佐久市教育委員会 様
 所在地:長野県佐久市中込3056
 学校数:24校(小学校17校、中学校7校)※2015年1月現在

LS@SCHOOL導入の背景

コスモスプラン

コスモスプラン イメージコスモスプラン イメージ2佐久市教育委員会学校教育課の堀川氏は「まず市として『コスモスプラン』というものが策定されている」と語ります。コスモスプランとは「読むこと」「書くこと」「行うこと」の3つを柱として家庭・学校・地域がひとつとなり、将来を担う子どもたちの礎を築くために策定されたものです。その中で「読むこと」への取り組みの一つとして、学校図書館の充実化という観点からシステムの導入を進めてきました。またプランのキーワードとして据えた「読むこと」「書くこと」「行うこと」の三つの活動は、佐久市の先人の一人である丸岡秀子さんの思慕碑に刻まれた言葉が使われています。

システム導入

まず平成23年に市立小中学校の図書室の本の整備を始めました。各校バラバラだった背ラベル等の仕様を統一しデータ化作業を実施。その後、平成24年にシステム機能の選定を行い、平成25年にLS@SCHOOLを導入しました。「導入を進めるにあたり、初めにシステムの選定を行い、そのシステムを使ってデータ化作業を行えば、もっと時間が短縮でき、作業が楽になっただろう」また、検討から導入には、教育委員会と学校司書との連携の大切さを痛感したと堀川氏は語ります。

クラウドについて

システム機能の選定にあたっては、教育委員会や各小中学校の学校司書6名でプロジェクトチームを立ち上げて、システム導入方法や運営方法の会議をしたり、近隣の学校に視察に行く等して検討を重ねました。そこで、システム機能の選定ポイントの一つとして挙げられたのがサーバー管理です。導入後の学校司書や司書教諭の負担を考えると、やはりクラウドというキーワードは外せませんでした。操作性の面では、なんといっても本の登録が簡単になっていることが挙げられます。将来的に公共図書館との連携も可能である事などの拡張性や、低コストで導入できる事も考慮してLS@SCHOOLを導入しました。(堀川氏)

学校図書館運営について

佐久市立野沢小学校

佐久市立野沢小学校佐久市立野沢小学校野沢小学校の図書カードは、読んだ冊数により色が変わります。「システム導入前は手書きの貸出カードを使っていました。導入を契機に止めようという話もありましたが、子どもたちがこれまでどんな本を読んできたのか即座に目に見えてわかる、何よりも学校では"書く"事も大切なので継続しています。」と学校司書の高橋氏は語ります。イベントとしては、読書旬間に読み聞かせを行っています。姉妹学級というのがあり、6年生は1年生と5年生は2年生とペアになって1対1で行います。なかには、1年生を膝の上に乗せて読み聞かせをしている微笑ましい光景も見られます。また「読書郵便」というイベントを行っています。学校内にポストを設置し、おすすめ本を葉書に書いて児童同士で紹介し合います。図書室は読書や学習の場として使いますが、先生方の意向で、気持ちを落ち着かせたり気分転換の為に図書室を利用するケースもあります。そんな時は図書室内の装飾を手伝ってもらったりすることもあります。システムを導入してからは本を探すのが楽になりました。また必要な資料が帳票で簡単に印刷できるようになり、作業が合理的になりました。仕事の効率も上がっているので、今まで事務にかかっていた時間を子どもたちとのコミュニケーションに使っていきたいと考えています。(高橋氏)

佐久市立東中学校

佐久市立東中学校佐久市立東中学校東中学校では全国紙や地方紙等さまざまな新聞を配備しています。「今年はそれを活用してレイアウト新聞を作成し、図書室入口に張り出しました。」(学校司書の高見澤氏 写真下左)国語の授業の一環として「意見文」という企画を行いました。自分の経験した事を基にしたり、図書室の資料やインターネットを使い調査結果を基に作成します。発表は文化祭で学年代表が行っています。(図書館教育指導の桃井氏)「このシステムはサーバーやデーターの管理がいらないのがいいです。本の登録作業も簡単で、空いた時間を図書室のレイアウト変更や生徒とのコミュニケーションに使えるようになりました。将来的には市立の学校や市立図書館を横断検索出来るようになることを希望し、先生とのコミュニケーションを増やして授業で活用できる本の提供を行っていきたいと考えていす。(高見澤氏)

図書委員に聞きました

佐久市立野沢小学校

佐久市立野沢小学校図書委員は5年生と6年生で全部で20人くらいます。普段の仕事は本の貸出や返却、それから本を返していない人に連絡しています。それ以外には読み聞かせや「しおり」を作成したりします。お昼休みには放送で「図書室に来て本を借りて下さい」という呼びかけをします。システムを入れてからは貸出や返却がスムーズに出来るようになりました。今後は誰が本を借りているかわかればいいと思います。借りたい本が無いときに、誰が借りているかがわかれば「次に借りたい人がいるから読んだら早めに返して下さい」と連絡ができてスムーズになるからです。

佐久市立東中学校

佐久市立東中学校図書委員は全部で23人います。普段の仕事は本の貸出・返却、延滞本の回収や呼びかけを行っています。図書館新聞「LIBRARY」を毎月発行しています。新聞は図書委員2人で作成しています。読書旬間に企画物でお昼の放送時間に「5分で分かる結末」と題して図書室にある本の紹介を行っています。また事前アンケートをとり、上位にランキングされた本を並べます。その他には貸出冊数で1位になったクラスに表彰状を渡したりもします。システムを入れてからは、督促等の帳票が簡単に出てくるようになったので、かなり楽になりました。

佐久市のご紹介

佐久市のご紹介佐久市には国重要文化財に指定された旧中込学校があります。
明治期「教育県」といわれた長野県の中でも最初に立てられた本格的な校舎で1875年に完成。設計は佐久市出身の市川代治郎氏。建物の内外に欧米風が多く取り入れられギヤマン学校として知られています。

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