五城目町立五城目第一中学校 様

校舎の中心に開放的な図書コーナーを設置。使い勝手の良さが際立つ学校図書館とそれを支えるクラウド型のシステム。

わがまち探訪 ~ぼくらの学校にLS@SCHOOLがやってきた~ 秋田県中央部に位置する五城目町にある五城目第一中学校は全国でも先駆けてクラウド型学校図書館システムLS@SCHOOLを平成22年に導入しました。 今回は教育委員会の川村係長、五城目第一中学校の津島先生と図書サポーター齋藤さんのほか図書委員会の生徒さんにお話を伺いました。

五城目町立五城目第一中学校外観【お客様プロフィール】
 学校名:五城目町立五城目第一中学校 様
 所在地:秋田県南秋田郡五城目町高崎字広ヶ野200番地
 設 立:昭和22年4月1日
 学校長:川辺 斉 様 (取材時)
 生徒数:224名 ※2015年2月現在

LS@SCHOOL導入の背景

図書コーナーまず目を見張るのが開放的な造りの校舎。鳥が翼を広げ飛び立つ姿をイメージした造形のその中心に位置する図書コーナー。「コーナー」と呼ぶ理由は写真を見て頂ければわかるとおり、壁が無く廊下やテラスからも自由に出入り出来る空間はまさに「図書室」ではなく「図書コーナー」と呼ぶのがふさわしい。その向こうに見える廊下は学年集会も行える幅約8mもある多目的スペースがあります。
五城目町教育委員会学校教育課の川村係長は「この学校図書館を運営するにあたって、管理しやすくかつ貸す側も借りる側も快適に使えるシステムはないか検討を重ねてきた」と語ります。当時はまだ導入の少なかったクラウドについても学校長を始め教職員や教育委員会内での検討の結果、LS@SCHOOLを導入することに決定しました。

学校図書館運営について

津島先生「学校では図書館教育経営計画を策定します」と語るのは津島先生。生徒の実態を捉え、目指す生徒像を掲げ、実現するための施策を策定しています。具体的な取り組みの一つとしては朝読書を8時15分から30分まで行っています。図書コーナーからクラス貸出として借りてきた本が15冊ずつ各教室にありますが、それだけでは足りないので、各自が自宅から持ってきた本を読む場合もあります。また、利用しやすい図書コーナーですので、休み時間や放課後に足を運んで本を読んだり、授業に関連した内容を調べたりする生徒が多いようです。(津島先生:写真右)

図書コーナーにある展示図書サポーターとして五城目町内の学校全ての他に公民館図書室も担当している齋藤さん(写真左)は次のように語ります。「選書については先生と生徒からのリクエストをとります。それ以外では頻繁に借りられるジャンルのもの、教科書に出てくる本も購入します。また不足している場合は公民館図書室から借りることもあります。督促ですが年間で1~2名程度です。生徒たちが自らきちんと返却してくれるのでとても助かっています。LS@SCHOOLはISBNをなぞるだけで書籍名が出てくるので、とても便利です。今後の希望としては、資料検索の時に書影が 表示されれば、生徒からの問い合せにも対応しやすくなると思います」。

学習センターとして

壁のない開放的な作りで使い勝手がよい進路について自分が将来何を目指すかを考え、レポートを作成する時などには、図書コーナーに行って自分で文献を探し、調べるという活用をしてます。また社会科の授業でも文献から情報を得る事が多いので、調べ学習でよく図書コーナーを利用しています。ただ時間も限られていて教科書の量も多いのでいつもそういう授業ができるとは限りません。そういう制限がある中でも、「自分で考えて主体的に課題を見つけていく生徒の育成」を考えると、図書コーナーを活用するという事が重要になってくるのではないかと思います。その点この学校図書館は壁が無い造りにより、すぐ行って調べてまた教室に戻ってくることができるので、非常に使い勝手が良く、この空間が機能していると思います。(津島先生)

図書委員に聞きました

図書だより図書委員は16名います。主な活動内容としては、月一回の図書だよりの発行や放課後カウンターで本の貸出や返却の対応を行っています。図書だよりでは図書委員がおすすめする本の紹介文を掲載して、みんなに読んでもらえるよう取り組んでいます。紹介文を見て本を借りにくる人もいます。その他には「しおりコンクール」という企画を行います。これは1年間で一番多く本を読んだ人に対して表彰するという企画で、表彰者には図書委員会が手作りで作成したしおりをプレゼントするというものです。LS@SCHOOLを使っていれば誰が一番本を借りているかが簡単に一覧表で確認できるので、それをもとに表彰対象者を決めることができます。もちろん通常の貸出や返却の作業も簡単に行えるので便利です。いまはシャーロック・ホームズの本がよく借りられています。また図書コーナー横の自習室はいつでも使えるので調べ物や勉強に使う生徒もいます。

あとがき

図書館カウンター風景生徒の貸し出しイメージお話を伺っている中で「カウンターを通さずに借りて行く生徒も時々います、でも読み終わると『ちょっと借りてました』と言ってきちんと返却しにくるんです」と聞き驚きました。オープンな環境であるからきちんと返却してくる、と考えることもできますが、やはり先生と生徒との信頼関係がしっかり築かれているからこそ、伺えたエピソードなのだと思います。
また、たくさんの生徒が手に取って読んだであろう本は意外にも綺麗でした。そこからは読書や調べ学習という「行動」を大切にすると同時に、本という「物」も大切にしているという気持ちが伝わってきます。本を大切に扱うという気持ちがあれば、きっと元の場所に戻ってくるのだなと思わずにはいられませんでした。

五城目町のご紹介

五城館五城目町には五城館という施設かあります。昭和初期に建てられた土蔵づくりの農業倉庫を生まれかわらせ、中には、多目的ホールやカフェテリア、そして五城目町ゆかりの女流作家「矢田津世子文学記念室」などあります。
矢田津世子さんは坂口安吾や川端康成など名だたる文豪とも親交があり昭和11年に発表された「神楽坂」は芥川賞候補作となりました。

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