学校図書館の力

システムは図書に効く

1.システムは図書に効く

「学校図書館をシステム化する」ことは、手書きの「データをデジタル化する」と言い換えることもできます。

2.読書の効果

読書好きの児童生徒は算数の正解率も高い!

文部科学省による平成21年度全国学力・学習状況調査を基にした国立教育政策研究所の分析によれば、『読書が好きな児童生徒の方が、正解率が高い傾向がみられる』とあります。読書好きの児童生徒の国語の正解率が高いということは想像に難しくありませんが、実際には算数・数学の正解率も高くなっています。

3.どうしたら生徒を図書館に呼べるのか

図書館は児童・生徒の興味を呼び起こす場所

システムの導入は、かならずしも児童・生徒を図書館に呼ぶための近道ではありません。システムの導入は、人間にしかできないことに時間を使う手段です。 計算はコンピューターにもできますが、児童・生徒との触れ合いは人間にしかできません。触れ合いの中で児童・生徒を図書館へと導く、その時間を確保するために図書館をシステム化し、業務の効率化を図るのです。

4.効率化を考える

司書の業務は貸出・返却だけではない

図書の貸出、返却、読み聞かせは司書の重要な業務ですが、それはほんの一部にしかすぎません。司書は、図書(実際には対象は本だけではなく、CD、DVD、紙芝居など多岐にわたっていますが)の選書と収集、整理・保管、貸出や蔵書データの統計と分析、またこの他にもレファレンスといわれる利用者からの質問に答える業務や、イベントの企画や広報、授業の準備をサポートすることもあります。

図書館システム導入のステップ

1. システムを導入するには、どうすればよいか

図書館システム導入のために必要なステップは、採用する図書館システムの種類や、学校の規模、導入の予算、導入にかけられる期間等によっても異なりますが、ここでは比較的導入の容易なSaaS型の図書館システムを例に図書館システム導入の流れと各ステップを開設します。 ※学校で導入準備を行うパターン

2. インストール

図書システム導入の決定後、契約が完了したらインストールを行います。

3. 廃棄と整理

データ化の前に現在ある蔵書を点検・評価し、データ化する必要必要のない古い図書等を廃棄します。このステップは時間と人手を多く要するので、システムの導入が決まり次第、なるべく早く開始します。閉館した状態で行うと効率よく作業できますが、開館したまま時間をかけて行うこともできます。

4. バーコード仕様決定

図書システムでは、図書を識別するためのバーコードと、利用者を識別するためのバーコードの2種類が必要です。

5. 環境設定

基本的な項目は初期値が設定されていますので、そのまま運用していただくことも可能です。

6. バーコード印刷

図書バーコードも利用者バーコードも学校で印刷することができます。 バーコードを印刷するにはページプリンタが必要です。

7. 装備

既存の蔵書に図書バーコードを貼り付けます。 必要であれば背ラベルの貼りなおしや、フィルムコーティングなども行います。

8. 所蔵登録

システムを導入するためには所蔵している全ての本のデータを作成し、取り込みを行う必要があります。

9. 利用者データ準備

児童・生徒、教職員含めて図書の貸出をする利用者全てについて、図書システムに登録するためのデータを用意します。既存の名簿がある場合は、それを利用することもできます。

10. 開館準備

利用者の台帳やカードを印刷するなど、開館するための最後のステップです。 読書推進のポスター、お薦め本の紹介などの提示物を用意します。

11. ケース別導入ステップ

ここまで導入の各ステップをご紹介してきましたが、ステップの順番や作業にかかる時間などは[図書館の規模][作業に従事できるスタッフの人数][導入予算][閉館時間をどのくらい設けられるか]などにより異なってきます。ここではいくつかの導入のパターンとそのポイントをご紹介します。

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