2.読書の効果

読書好きの児童生徒は算数の正解率も高い!

文部科学省による平成21年度全国学力・学習状況調査を基にした国立教育政策研究所の分析によれば、『読書が好きな児童生徒の方が、正解率が高い傾向がみられる』とあります。読書好きの児童生徒の国語の正解率が高いということは想像に難しくありませんが、実際には算数・数学の正解率も高くなっています。

平成21年度 全国学力・学習状況調査 調査結果のポイント

参考文献:平成21年度 全国学力・学習状況調査 調査結果のポイント(P16)

これは読書が問題を読み解く力の向上につながるのではないかと思われます。 だとすると資料にはないものの、調査が進めば理科や社会の正解率が上昇することも期待されるのではないでしょうか。

一斉読書の時間は記述式問題に力を発揮

『「朝の読書」などの一斉読書の時間を設けている学校の方が、記述式問題の平均無回答率が低い傾向がみられる』。 同じく国立教育政策研究所による分析ですが、たしかに一斉読書の時間をまったく設けていない学校と、一斉読書の時間を定期的に設けている学校を合計した数値との差は歴然としています。

平成21年度 全国学力・学習状況調査 調査結果のポイント

参考文献:平成21年度 全国学力・学習状況調査 調査結果のポイント(P21)

一斉読書で培った思考する考え方は、たとえ答えが分からなくても、とにかく何かを考えてそれを相手に伝える、この姿勢を生み出し、それこそが無回答率の低下につながったのではないでしょうか。

低学力層を減らし、高学力を増やした学校では...

平成19年度から平成20年度にかけて、低学力層を減らして高学力層を増やした中学校の取り組みを分析・検証したところ、学校図書館を利用した授業を計画的に行ったと回答している学校の割合が多いことが分かりました。

平成19・20年度全国学力・学習状況調査 追加分析報告書

参考文献:平成19・20年度全国学力・学習状況調査 追加分析報告書(P94)

また、報告書によると図書館を利用した授業そのものの時間も増えていることから、読書が学校全体の学力の底上げを担っていることが分かります。

※数学B(主として「活用に関する問題」)を対象として調査

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