3.どうしたら生徒を図書館に呼べるのか

図書館は児童・生徒の興味を呼び起こす場所

システムの導入は、かならずしも児童・生徒を図書館に呼ぶための近道ではありません。システムの導入は、人間にしかできないことに時間を使う手段です。 計算はコンピューターにもできますが、児童・生徒との触れ合いは人間にしかできません。触れ合いの中で児童・生徒を図書館へと導く、その時間を確保するために図書館をシステム化し、業務の効率化を図るのです。

また、児童・生徒にとっても図書館がシステム化され、コンピュータを使って自分の手で読みたい本を検索したり、調べ学習を行ったりすることは喜びになります。さらにその中で司書からのお薦めやアドバイスがあったりすると、図書館は児童・生徒にとってますます興味深い場所になります。

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蔵書のデータベース化の状況(平成20年5月)「学校図書館の現状に関する調査結果について」より

小学校 44.5%
中学校 44.7%

参考文献:平成20年度「学校図書館の現状に関する調査」結果について

司書の不在を少しでもサポート

では、専任司書のいない学校、司書が図書館に常駐できない学校などではどうでしょうか。

この場合はボランティアや司書教諭などが、新刊案内、おすすめ本の紹介、これから受ける授業に興味がわいてくるような本の紹介などをシステムに登録することができます。パソコンルームや教室などでそのような情報を見て興味や好奇心を持った児童・生徒は、進んで図書館へ足を運ぶでしょう。

また、本の貸し出しや返却などもバーコードリーダの利用により、司書が不在の場合でも正確に行うことができます。さらにそのデータは蓄積され統計となり選書などに役立てることによって図書館を求心力の高い場所にできます。

ベテラン司書のノウハウを蓄積

また、経験の浅い司書にとってもシステムは心強い味方になります。たとえばレファレンスのやりとりをデータベース化することにより、ベテラン司書のノウハウを自分のものにすることができます。初めての質問に対しても、過去のQAからよりよい回答を選択することができます。

こういったシステムの導入は、地域的に見ても学校間のサービス不均等の解消や、いっそうのサービス向上につながります。

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